『ゴースト・スクリーム』を観る。邦題といい、パッケージといい、ネーヴ=キャンベル主演と『スクリーム』人気を最大限に活用したおどろおどろしいプロモーションながら、実体はぜーんぜんそんなんじゃないもんね。90分ちょっとの小品で、その正体はファミリー向けテレビ映画、且つちょっといい話なんだから、罪深いといえば罪深い。ドラマが牧歌的なので『赤毛のアン』を想起したくらいだが、休日の午後4時頃、NHK第一あたりで放映していたとしても全く不思議はない内容。コンパクトで上品な感じに仕上げてあって、実は結構、好きである。