真夜中のサバナ

『真夜中のサバナ』を観る。ジョン=キューザックにケビン=スペイシーとくれば、それだけで楽しむことも可能だが、論評は困難。難解なものを有り難がる悪しき権威主義に与していると思われれば本意ではないが、ある種の円環として完成している感があって駄作として切って捨てる訳にもいかない。いわば確信犯の前衛芸術ゆえ、鑑賞にもそれなりの方法が必要だろう。解釈を必要とするとなれば、二度は観る必要があろうが、何しろ155分の長尺で、忍耐が続かぬ。
直近の課題であったミーティングが終了。