二千年の恋

散歩がてら本屋まで歩く。横浜なら当然、徒歩の距離を諏訪では安易に自動車に乗るものだから、たまにはこれもよし。日差しは柔らかく、昨日の曇天のおかげで実にしのぎやすい気温である。
ノンビリしついでに『二千年の恋』。出会い頭にみてしまったという感じだが、金城武が某国の工作員でという展開に腰を抜かしつつ、肌に粟を生ずる台詞の頻発に驚愕しつつ、最後までみる。これで『恋』といわず、腹の据わったエスピオナージュをやろうというのなら、それがいかに浮き世離れしていても支持するところなんだけどな。