『あの頃ペニー・レインと』を観る。何を懐かしむのも勝手だが、自身にしか関心がないことが知れるような脚本がオスカーである。ケイト=ハドソンは確かにちょっとよかったが、主人公は概ね状況の中に存在するだけであり、クライマックスの飛行機のシークエンスに至っては、言葉通り、とんだデウス=エクス=マキナとみるべき展開であって、笑うところにもかかわらず、こちらは腹を立てていたのである。
『あの頃ペニー・レインと』を観る。何を懐かしむのも勝手だが、自身にしか関心がないことが知れるような脚本がオスカーである。ケイト=ハドソンは確かにちょっとよかったが、主人公は概ね状況の中に存在するだけであり、クライマックスの飛行機のシークエンスに至っては、言葉通り、とんだデウス=エクス=マキナとみるべき展開であって、笑うところにもかかわらず、こちらは腹を立てていたのである。