キューティ・ブロンド

『キューティ・ブロンド』を観る。いや、実に脳天気な物語であり、その進行もほぼこちらの予想に沿った段取りという、典型的なジャンル映画。リーズ=ウィザースプーンのアゴを許容できるかで評価が決まるとみえなくもないが、俗に溜飲が下がるという通りの展開は単純にスッとする。ただし、政治的に正しいかどうかは、この際、全編にわたり関係ないという感じではある。