『トレーニングデイ』を観る。イーサン=ホークの辛気臭い顔だけでも嫌な予感のする映画である。世の麻薬捜査官が腹を立てても仕方のない内容でもあって、因果の大半が自業自得なのを救いとする種類の物語である。デンゼル=ワシントンは悪徳刑事を熱演しており、アカデミーにも異存があるというわけではないのだが、選定というのも、その基準は作品ばかりではないのだろうという気が少ししたものである。
『トレーニングデイ』を観る。イーサン=ホークの辛気臭い顔だけでも嫌な予感のする映画である。世の麻薬捜査官が腹を立てても仕方のない内容でもあって、因果の大半が自業自得なのを救いとする種類の物語である。デンゼル=ワシントンは悪徳刑事を熱演しており、アカデミーにも異存があるというわけではないのだが、選定というのも、その基準は作品ばかりではないのだろうという気が少ししたものである。