原罪

そんなわけで、Audibleでは今さらハラリの『サピエンス全史』を聴いているのだけれど、生物史のなかでホモ・サピエンスが繰り返してきた暴虐の昏い繰り返しを延々、語られることになるので精神に堪える。人類の祖先が生き延びた風雪をホモ・サピエンスは決して越えることができないだろうと、自明の如く言われるのだけれど、その所業を踏まえればこれは確かにそうに違いない。