スモーキン・エース 『スモーキン・エース』を観る。この映画も10年以上前のものと思えば歳月の流れる速さに嘆息しかないわけだが、ガイ=リッチーからユーモアを抜いたような系統の犯罪映画のはしりといえ、それなりのエポックをかたち作ったと思うのである。このときのベン=アフレックはキャリアの底の方にいてその後の復活を喜ばしく思っていたけれど、これはこれでひとを喰った話なのでで案外おいしい役回りと言えなくもない。