傲慢と偏見

季節性の繁忙で休日出勤。『いだてん』の視聴が本放送の20時からとなっては生活のリズムも狂うというものである。
本日のトピックは、傲慢とみられている人間の例として名前が挙げられたことで、四半世紀前、就職にあたって母より謙虚を旨として生きるべしという訓示を頂いた身としては納得が行かない。まるで成長していないみたいではないか。

辞書

かねてよりiOSでは物書堂の辞書アプリを愛用してきたのだけれど、辞書ごとアイコンが七、八個も並ぶのが難点といえば難点だった。このたび、これを統合する辞書アプリがリリースされて、潔く「辞書」と名付けられたそれにコンテンツが移行される。アイコンはAppleの公式アプリを想起させるデザインで、徹底的に寄せていくスタイルは悪くない。

ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。

『ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。』を観る。東日本大震災の復興支援をきっかけに知り合った日本と台湾の男女がささやかなやりとりから交際に至るストーリーで、Facebook発の実話という触れ込みだけれど、ちょっとMVみたいな雰囲気と葛藤の生ぬるさからして、いかにもFacebook民という感想もなくはない。だがしかし、そもそもタイトルがそう宣言している以上、底意地の悪い見方をする観客の方が悪いと思うのである。主演のジエン=マンシューの可憐さを讃えるべきであろう。

仕事道具

オフィスでもっとも使うことが多いソフトといえば、PowerPointがExcelに僅差で勝るという稼業だけれど、そのPowerPointを使う上で欠かせないのがThink-cellで、チャートを描くアドインソフトとしては唯一無二の存在と思っている。もう10年以上、使っているけれど多機能でありながら処理が確実で、異常終了した記憶がないというのがまず凄い。

このたびのメジャーアップデートでThink-cell10が推奨バージョンになったので、さっそく導入したのだけれど、今回は機能の拡張はほどほどながら、以前よりも基本的な動作速度が速くなっている印象で好感度が高い。Mac版のOfficeに対応したのが目玉でもあって、主要な市場であるコンサルタントの業界にもMacが普及しているとみれば感慨も深い。

日々精進

かつては悪の帝国と同義であったMicrosoftの印象が最近、悪くないので戸惑っている。

Office Suiteのほかにも、フリーのコードエディターであるVisual Studio Codeは愛用しているといってもいいくらいだし、Power BIの日進月歩ぶりにはつい先日も感心したばかり。かつてOneDriveのクライアントは、インストールを躊躇うほどバギーだったものだが、Office365と連携した現在の使い勝手の改善ぶりは著しく、これも欠かせないツールになっている。継続は力なりとは座右の銘にしたい言葉だが、そもそもリソースの潤沢な会社が方向を過たずに精進すると大抵の問題は解決していくようなので、最近は勝ち馬に乗ることにしている。

宏観現象

宏観現象あるいは宏観異常現象とは、天変地異の前兆現象のことで、世の中にはこうした事象に関連する日々のニュースを集めたサイトがあって愛読しているのである。リュウグウノツカイが網にかかったというようなことは実はさほど稀なことではないということも弁えつつあるのだけれど、イルカの湾内回遊やボラの大量発生といったニュースの密度が最近ちょっと気になるくらい増加している印象で震えている。

急患

このところワンコたちの体調の異変が重なっていて、このたびは癲癇症状の発作で深夜、松本近くの病院まで。ペットを養うということは無論、楽しいことばかりでないにして、物言わぬところが何より辛いと思うこともしばしば。