YouTubeで配信されている『青葉家のテーブル』の第4話を観る。女優の森田想がちょっといい。松本壮史監督らしい筆致で日常系のドラマが展開するこのシリーズは好きなのだけれど、YouTubeがおすすめしてくれなかったら気づかずにいるだろう存在感でもあって、言ってしまえばマイナーな作品であるのだが、このような比較的ライトな好事家にまでリーチするのだから多様性の価値はあがっている。それが何であれ、海外にも潜在市場は存在することを念頭におくべきであろう。
Month: April 2019
文選
新たな元号に安っぽい「安」の字が入らなかっとことについて、まずは慶賀すべきだが、予想されたようにその典拠を国書としたという主張は添えられていて、しかし言下にその『万葉集』は中国の『文選』を参照しているという解説があり、例によって浅はかな人たちの愚かな物言いだけが際立つ。同じ漢字文化のなかで、漢書と国書を対立的に説明することで、この者たちは何がしたいのか。