非常事態を宣言したからには、どこかで解除も宣言しなければならないというのは道理だが、感染確認はそもそも検査の数が金輪際伸びず、それどころか傾向的に減少して、医療機関の状況については定量的な評価すら開示されず、そもそも測定すらされていない気配が濃厚で、なし崩しという雰囲気で39府県の非常事態宣言解除となる国、ニッポン。この空気のまま、後世、大雑把な超過死の傾向的把握によって疫病の被害を知ることになるのであれば、17世紀のイギリスと比べても出来ていることは大差ないということになる。
非常事態を宣言したからには、どこかで解除も宣言しなければならないというのは道理だが、感染確認はそもそも検査の数が金輪際伸びず、それどころか傾向的に減少して、医療機関の状況については定量的な評価すら開示されず、そもそも測定すらされていない気配が濃厚で、なし崩しという雰囲気で39府県の非常事態宣言解除となる国、ニッポン。この空気のまま、後世、大雑把な超過死の傾向的把握によって疫病の被害を知ることになるのであれば、17世紀のイギリスと比べても出来ていることは大差ないということになる。