MacBook Air

M1のMacBook Airを使い始めてからかれこれ3週間くらい経つけれど、当方の使い方だと12” MacBookの処理速度でもさほど不満がなかったくらいなので、M1の恩恵を感じることができるかという妙な心配をしていたのである。

しかし、バッテリーの持ちはついに電源への接続を忘れさせるレベルに到達し、ひょっとするとタブレットよりも粘り腰なので、この点だけでもガジェットの使い方さえ変えている。

そしてグラフィックス強化の恩恵もわかりやすく、4Kのディスプレイだと等倍でなければ使い物にならなかった描写が擬似解像度でもぐりぐり動いて遅延を感じさせないので、そろそろ細かい字に不自由を感じるこちらとしては大変ありがたい。難をいえば外部ディスプレイを接続している時のスリープからの復帰に画面が崩れる不具合があって、それだけでなく外部ディスプレイがらみ挙動はイマイチの完成度なのだけれど、これはたぶん既知の問題となっているので、やがて修正されると思いたい。

全体としてコストパフォーマンスに優れた機体であることは間違いなく、従来同様、モノとしての作りもほとんど死角がないマシンだと思うのである。結局、最近はこればかり使っている。