Apple TV+は引き続きじわじわという感じでコンテンツを増やしていて、Netflixあたりと比べればそのスピードははるかに緩やかであるけれど、Appleの哲学と基準に従って良作が多いのは間違いない。問題は、Big Surでよくなったのではないかと期待していたmac OSのTVアプリの完成度が相変わらず低いことで、インターンに作らせたと揶揄されたレベルからどうやら改善していない。オーディオのデフォルト設定の変更方法がトリッキーすぎるというのはmac OSの思想的問題だとして、再生中にたびたび落ちるというのは不具合だと思うのである。
そんなわけで、Apple TV+のコンテンツ消化はあまり進んでいなかっったのだけれど、シーズン2がじき始まるという話を聞いて『テッド・ラッソ』を通しで観る。最近では前向きでウェルメイドなコメディはあまりないので、これこれと思いつつ、最後まで。1話30分の伝統的なフォーマットというのもいい。