ミニマル

OSのメジャーアップデートにあたっては、まずはクリーンインストールを試みて必要なソフトウェアだけを追加していくというのが習いとなっているのだけれど、この度のmacOS 12 Montereyではまず1Passwordを入れて、物書堂の辞書とUlyssesを導入したくらいで環境構築が止まっている。ユーティリティではAlfredやPopclipを重宝していたはずなのだが、とりあえずなくても気にならないので、このままで行ってみようかという気になっている。1TBのSSDは今のところ50GB程度しか使われておらず、クラウドでことが済んでしまう傾向もあって、コンセプトとしてのクラウド、シンクライアントはそれが言葉であるときにはピンと来なかったとして、着実に現実化されているのでヴィジョナリーの偉大さに感心している。

最近はCanvaを使うことがあるのだけれど、このWebサービスがアウトプットのオブジェクトにフォーカスすることでクライアントソフトの必要性を揺るがしているのは明らかとみえる。まず、駆逐されるのはローカルに存在するファイルやフォルダという概念で、若い世代ではドキュメントファイルをうまく扱えない種族も出現していると聞くから、世界は変わっていく。