海街チャチャチャ #12

引き続き『海街チャチャチャ』を観ている。基本的にツンデレのコンセプトをもつ本作において、今週分の配信は、デレだけで第11話と第12話の都合3時間弱をつないだ偉業によって語り継がれることになろう。いわゆるバカップルな状況が続くので役者も大変だと思ったが、何だか楽しそうだし、主演カップルのキャラクターにも合っているので、これはこれでよいのではなかろうか。一方、第12話ラストには予告がついておらず、その不在に波乱の予感があって、もちろん第13話はホン=ドゥシクの5年間の空白が徐々に明らかになる展開回になるはずである。伏線もいくつか張られているので、物語の時間軸が飛ぶようなことはなく、残り4話で大団円になることもまず間違いないとして。

この日、第100代の首相が選ばれ、新しい内閣が発足する。既にその内実は知れており、仕事ぶりに期待を寄せることはできないということもわかっているのだが、その不具合を隠し果せる余裕はもうこの国には残っていないのではあるまいか。