直下

18時過ぎに宮城県沖で起きた地震はマグニチュード7.2の速報値から6.9に修正されて、結果としては大きな被害を生じることはなかったけれど、深さ59kmの震源は地図でみると停止中の女川原子力発電所のごく近くで、原発はほとんど直上にあるとみえ、付近では以降も震度1以上の地震が続いている。

もとより、どんな海岸であれ震源近くになる本邦のことであれば何も不思議はないのだが、その条件下で原発が建設され、311後にさえ運転を再開する国であれば、コロナの拡大も厭わずオリンピックという話にもなるのである。もうね。