辞書

愛用している物書堂の辞書アプリがBig Surのアップデートに合わせてmac OS対応となり、かくあれかしと望んでいた環境が実現する。コンテンツの辞書はそのまま使える剛気な仕様で、まず辞書環境としてこれ以上のものはない。PopClipで使えるようにExtensionも作ったので非常に便利。iOSのアプリをmac OSでも動かすことができるCatalystの恩恵をこれまで感じたことはなかったのだが、全てはこのためにあったのである。

5月に入っても感染拡大の傾向は止まらず、ことに関西では医療崩壊が現実化しているが、国は国で1年前から言われていた医療崩壊への打ち手を一切、持ち合わせていないことが明らかになっている。

ことに大阪は検査か、あるいは医療実務の限界によって新規感染確認が1,200人程度で高止まりし、死者数だけが積み上がる。隣県の増加傾向を踏まえれば、実態は見えているよりも高いところにあるだろう。流行の中心が変異株に置き換わっているにもかかわらず、大型連休の人流は例年の3割減、昨年と比較して4割増というイメージのようだから、休み明けにはこの状況が地方にも伝播することになる。オリンピック開催には明確に反対の立場だが、これを強行できるくらいならまだしもで、残念ながらそのようなことにはならない。