Presence IV

『大豆田とわ子と三人の元夫』の第9話を観る。いよいよ来週の最終回を前に、エンディングには松田龍平の参加している『Presence IV』が投入され、本編でもあったかも知れない夫婦の人生が少し長めの尺で語られて精神を削る。何だろう、この『エヴァンゲリオン』みたいな取り返しのつかなさは。鹿太郎の出番が少なかったことだけが残念で、しかしやっぱり面白くて、慎森が愛おしくて仕方ない。次週、刮目して待て。

6月20日までとされている緊急事態宣言の期限を前に、蔓延防止措置の解除が一部で始まっているけれど、一方で数理モデルによる感染予測は8月に再度の緊急事態宣言が避けられなくなるだろうと予測していて、1月の時と同様、それは概ね当たるに違いない。その上、このところ検出されているデルタ株の調査は全く追いついておらず、計算の前提には織り込まれていないはずなので、事態はさらに悪化すると考えられるのである。無策と同義のワクチン頼みの戦略は早々に破綻して、ツケは国民に回されるであろう。ちょうどそのタイミングにオリンピックである。いやはや。