macOS Montereyのバージョン12.3がリリースされたので早速インストールしてiPad Proの画面との間を行きつ戻りつし、新機能のユニバーサルコントロールを試してみる。その動作は違和感なく自然で、リリースの予定も遅れただけあって完成度のほうもそこそこ高いみたい。プライベートリレーと同じく、ベータ版の表記はあるけれど、そういえばプレイベートリレーも不具合を感じたことはほぼないのである。
ディスプレイの物理的な配置はシステム環境設定から記憶させるので、感覚としては外付けディスプレイと同じような感じ。iPadがスリープしているときはiPad側への遷移もできないみたいなので、普通といえば普通の動作なのである。ユースケースとしてはiPad側でYouTubeのクライアントだの、Twitterのクライアントだのを立ち上げておくことになろう。何しろ、スリープに入ってしまえば、ただの板である。
MacBook Proのキーボードを寝そべって叩きつつ、その横にiPad Proを置いておくと塩梅がいい。これこそ想定された使い方であろう。