この日、東京都のモニタリング会議は新規陽性者の増加が一週間後に1日あたり2万4,000人になるという認識を示した上で、これまでにない危機的な状況だと発信する。いわゆる病床使用率が50%を超えるという見通しとともに緊急事態宣言の要請の可能性も伝えれるが、50%を超えてから要請したとして発令のリードタイム内には100%を超えることになる。オミクロン株は軽症というプロパガンダが社会機能をついに麻痺させるという流れだが、これはほぼ自明という展開ではないか。
モニタリング会議のいう危機が、市井に共有されているという気がまったくしないのだが、学校は大混乱という話を聞くにつけ、休校の指示を出すなら今ということではないのか。