Moondrop

最近はaudio technicaのATH-RX70xにすっかり満足していて、イヤホンからは遠ざかっていたのだけれど、なんとなくIEMが欲しくなって、評判のいいMoondropのKATOを買ってみる。いわゆる中華イヤホンではあるけれど、フラッグシップらしく気合の入ったパッケージで、全面に萌え絵という癖の強いものである。最近、気に入っているNuPhyのキーボードも同じ体裁だったことを考えると、中国のハードウェアスタートアップの一角には似たような世界観があるようだ。何かを突き詰めることで、世界の半分を怒らせようと構わないという気概は確かに感じられるのである。

MacBook Proの内蔵DACはそれなりに優秀なので、とりあえずイヤホン直挿しでApple Musicのハイレゾ再生を聴いているけれど、なかなか塩梅がいい。となると、いろいろと欲が出てくるのだが、ここから先は沼である。