この日、イランはイスラエルのガザ侵攻について、自国の関与を仄めかして牽制する。アメリカが逐次的に送り込んでいる空母打撃群が抑止力として機能しているかはよくわからない時間帯にある。
イスラエルの主力が南部に展開する状況において、レバノンとの北部国境沿いでの第2戦線の展開、イランの本格的な関与となれば後世の歴史家はこれを第5次中東戦争と記録することになるだろう。ウクライナと中東の同時戦争は、その混乱の出来だけで世界の様相を一変させるに違いない。これは大変、恐ろしいことだが本日現在、その瀬戸際にあることは間違いないのである。