Netflixで配信の始まった実写版の『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと』を観る。アニメと同時期の配信という趣向はたまにあるけれど、2時間ちょっとの尺に合わせ端的にストーリーが圧縮されたこのバージョンはテンポがいいし、最後はサメ映画に転化する話も案外、悪くない。脚本はよくできていると思うのである。『アイアムアヒーロー』と同じレベルで実装されているゾンビの造形も十分、合格点。ひょっとしたら同じ世界線にあるのではないかと思わせるくらい似ているのだけれど、そういえばあちらはわざわざZQNと呼んでいたはずである。
予算は潤沢であることが窺えるのは、さすがNetflixという感じだけれど、お金を掛ければ国内の制作でもそこそこいけることを示してくれている。あたり前のこととはいえ。