『オクス駅お化け』を観る。キム=ボラが主演の韓国製ホラーだけれど、脚本を高橋洋が書き、脚本協力に白石晃士の名前も入っている。地下鉄の駅で起きる怪事を題材にしているのだけれど、因縁を明かしていくうち、貞子のそれとそっくりな井戸が登場するあたりに日韓合作の雰囲気が漂う。しかし、これをもって本源的な恐怖を扱っているというのは牽強付会が過ぎるというものである。表情がやや乏しいようにも見えるキム=ボラの雰囲気はホラー向きだし、まずまず怖さがあるけれど。
この日、イランはイスラエルへの報復攻撃を実行し、ミサイルとドローンからなるそのほとんどが阻止される。いったんは痛み分けという展開で事態は収束の方向だけれど、こうした緊張の高まりはいつしかエスカレーションを招くのではなかろうか。