ベリル

カリブ海で急速に成長しカテゴリー5となったハリケーンがジャマイカを直撃して大きな被害をもたらし、カテゴリー4レベルの勢力を保ったままユカタン半島へ向かう。中心付近の最大風速が秒速60メートルという規模であれば、ほとんどの構造物が被害を受けて、何が無事かを確認したほうが速いというレベルではないか。ハリケーンの成長スピードとその大きさは、従来のイメージを塗り替え、気象激甚化の新たな一例となる。

本邦では梅雨明けのニュースを聞かないまま、関東でいわゆる熱帯夜となったようである。暑さと寒さは極端な振れ幅を示して拡大する方向にある。