暗殺未遂事件を経て共和党の正式な大統領候補として選出されたトランプは、妙に脂っ気の抜けた顔つきで、神に生かされたと語る。事件の直後、星条旗を上空の背景として拳を突き上げるトランプという絵柄の写真も願っても撮れないようなもので、内部の結束さえ覚束ないバイデンは、運からも決定的に見放されたということではなかろうか。何ということだ。
コロナ罹患からは回復過程にあるのだけれど、実は臭覚がかなりなくなっているということに今日になって気づき、そのこと自体に愕然としている。五感の一角がなくなっても気づくのがこのスピードでは、昨日の記憶がなくなっていることがあっても、何ら違和感なく生きるのではなかろうか。いわゆる後遺症は時間が経つと緩和されるという話だけれど、さてどうなるか。