昨夜、起きた四国での地震はM6.6で、豊後水道一帯を震源とするものとしては56年ぶりに観測された規模だという。中央構造帯に沿って起きる日向灘、豊後水道の地震はどうしても心をざわつかせるところがあるとして、南海トラフ地震との直接的な関係はないというのが見立てで、結局のところ複雑系にあたる地震の因果を予測することは誰にも出来ない。
同じ夜、インドネシアで起きた火山噴火が、大気の振動による津波を起こすことが心配される。こちらも直接に何かを引き起こすというよりは結果の事象だが、地殻の活動を活発化させている何か大きな動きはあるようにも見える。それがプレートテクトニクスというものといえば、身も蓋もないのだが。