いわゆる南岸低気圧の影響で昼前に降り始めた雪は、夜になって10センチほども積もる。大雪というほどではないのだが、警報が発せられて高速道路はもちろん、茅野市を通る国道は予防的に通行止めとなる。一瞬の判断の遅れが致命的になるとはこのことで、まだ降り始めだと思って油断していたのだが、帰路の高速道路は直前のタイミングで封鎖され、峠を越えて国道が閉ざされる前にはなんとか帰りつく。以前の大雪で、立ち往生したトラックで道路の復旧に数日かかって以降、このあたりの管理事務所は予防的措置に情熱を注いでおり、容赦なく通行止めを打ち出してくるのである。しかし、どうしろというのか。
この雪はあと数時間で止むという予報だけれど、もちろん朝の路面凍結と不可避的な渋滞こそ問題であって、今から在宅勤務を決め込んでいる。