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この日の東京市場は1,000円以上の値上がり。バブル以来34年ぶりの高値を記録する。経済全体の成長見通しが変わってきたというわけではないから、これは相対的なものだと考えれば、中国の先行きに対する懸念はいよいよ本格化して、資本の偏在に変化が起きているということではなかろうか。全体的にはエンジンの喪失と長い停滞をイメージさせる。そしてこの市場の効果によって、さまざまな経済格差はいよいよ拡大していくことになる。2024年はその節目として記憶されるのではあるまいか。