第6話

『舟を編む』の第6話を観る。物語はシリーズ構成上のヤマ場となり、辞書のデジタル化という今日的な課題に切り込んでいく。日常的には、ほとんど電子辞書を利用している身からすると、これはなかなか深刻なテーマなのである。紙の辞書が持つセレンディピティ効果を失いつつある自覚はある。そして、語釈の記録についての意義は間違いなくあるだろう。相変わらず、いい話なのである。