地域振興

オフサイトの検討会で、かつて大資本の駅前ショッピングモールだった空きビルに市の振興公社が作ったワーキングスペースに出かける。昭和の建物を改装して、それなりに新しいミーティング設備が導入されているのだけれど、会議室が出来たからといって経済の種が撒かれたということにはならないだろうし、広々とした感じも面積を持て余しているようにしか見えない。こんな施設が駅前ごとに出現しているのが地方都市の現実なのである。今さら何か取り返しがつくようなものではないと思うのだけれど、これを維持しなければいけない実際的な理由は何かと考えざるを得ない。