ごきげんよう

『虎に翼』は再登場した梅子が家族の相剋の果て、家を出ることを宣言する回。演じる平岩紙の高らかな「ごきげんよう」は、これも朝ドラらしからぬ展開で痛快。前作『ブギウギ』の役柄で菊地凛子が出演したりして、いろいろ楽しい。

この日、翌日にかけて九州から四国あたりでは線状降水帯が発生する予報が出され、緊迫した雰囲気となる。最近では、もう何度目かの集中的な降水で、慣れが生む感覚からすると警戒心は下がる方向にあり、一方で実際の危険は累積雨量から高まるというのが防災の難しいところであるには違いない。ところで、古代地球においては2万年、雨が降り続けた時期があったそうである。