この日、日銀は金利正常化に向けてより明確な一歩を踏み出す。あまりに長い間、異次元と称する場所に留め置かれていたので、この正常化には長い時間がかかり、その代償もまた大きいものとなる。円相場はこれを受けて、円高を目指す。
中東ではイラクを訪問中のヒズボラの最高幹部が殺害されたことを組織側が認める。イスラエルからすれば戦果ということになるが、メンツを潰されたイラクの反応がどうなるか、全くわからない時間軸に世界はある。
この日、日銀は金利正常化に向けてより明確な一歩を踏み出す。あまりに長い間、異次元と称する場所に留め置かれていたので、この正常化には長い時間がかかり、その代償もまた大きいものとなる。円相場はこれを受けて、円高を目指す。
中東ではイラクを訪問中のヒズボラの最高幹部が殺害されたことを組織側が認める。イスラエルからすれば戦果ということになるが、メンツを潰されたイラクの反応がどうなるか、全くわからない時間軸に世界はある。
朝から新宿で仕事。久しぶりの泊まりではあるのだけれど、夕方にはきっちり雨が降り始めて、どうやらこの都会も熱帯性の気候に移行しつつある。思えば多くのSFが描いてきた荒廃した未来都市はこの雰囲気の先にある。
ここしばらく、イスラエルと周辺の緊張は大いに高まっている。エスカレートが起きないとすれば、それはただの僥倖に過ぎないのではなかろうか。
日曜日の午後にアメリカから帰ってきたというのに、明けて月曜日は通常通り7時には出社して仕事。いやはや。
『虎に翼』は現実の朝鮮人差別を正面から取り扱う回。多数派にしか醸すことのできない剥き出しで無神経な悪意が重ねて表出し、法の下の平等という精神が、どのように具体を持つのかが問われることになるに違いない出だしに期待は高まる。脚本は忖度なく、かねてからの狙い通り、この題材に取り組んでいるに違いない。やはり大したものである。巷間の差別主義者は、これをどのように観ているのか興味は尽きない。
サンフランシスコから帰国の一日。家に帰りつけば週末は終わっている行程ではあるけれど、何のトラブルもなく淡々と。気候としては快適というほかない西海岸から、成田に降り立つと熱帯としか思えない暑さで、千葉あたりは40度に迫る気温だったようである。乗り換えの東京駅では熱中症らしい様子で介抱されている人もみたけれど、そもそも駅のホームが恐ろしい熱気なので、早くどこか冷房のあるところに行ったほうがいいのではなかろうか。
朝から9時間を超えるミーティングを夜まで。このために来たのだから仕方ないのだが、ランチも席で食べながらというハードなスタイルで、しかしほとんど予定通りにアジェンダをこなす。夜はパロアルトのステーキハウスで、アメリカっぽいディナー。あとは帰るだけである。
そういえば、臭覚の方は徐々に戻りつつあって、あと3割という感じ。免疫が落ちたところに新たな感染症を得ることがないように願うばかりである。
無事に到着して、時差によってちょっと長めの1日を過ごす。気候はごく快適で、気温もちょうどいい感じ。この日、日本の東北地方では折からの大雨の被害が明らかになってきており、川の増水は続いている様子。台風3号は台湾に影響を与えたのち、このところ洪水の被害の続く大陸に向かう。
この日は朝のあずさで成田に移動して、夕方のNHでサンフランシスコに飛ぶ。週末の1日を仕事して日曜日に帰国する予定で、移動時間の方が間違いなく長い。成田では結局、ラウンジで仕事をして定刻通りに出発。最近は機内で映画といっても、めぼしいものは配信の方がはやいくらいなので、結局はiPadでダウンロードした動画を観ていたりする。