質への逃避 この日、日本市場はサーキットブレイカーの発動を挟みつつ4,400円を越える大暴落となり、ブラックマンデーの記録を塗り替える。かつてブラックマンデーを語る金融関係者の言葉は格別の感慨を含むものだったが、今日、それを更新することになろうとは誰も想像だにしなかったに違いない。円は141円となって、これまでのトレンドはいよいよ様相を変えつつある。市場が未来を先取りするというのであれば悪しきことが起こるのは、これからなのである。