『0.5の男』を観る。松田龍平が引きこもっている家を2.5世帯住宅に改築された40男の役回り。設定ほど深刻な雰囲気なく展開する話は、しかし物語の進行に応じてそれなりの葛藤を垣間見せる。ユーモアとペーソスの微妙なバランスで何となく観られてしまう5話完結のシリーズなのだが、うち3話で沖田修一が監督を務め、脚本にも入っているので、なるほどという感じ。この温度の引きこもりというのは実際には案外あるのではないかという気がしなくもなく、しかし無論のこと、人生は続く。
この日、台風10号の進路予想はずいぶんと西寄りに修正され、これに応じて列島に与える影響の時間軸もやや長くなったみたい。今のところ当地は日本海に抜けた台風の影響を受けるかどうかという様子だけれど、もちろんこれからどうなるかは予断を許さない。