ロック・スター

『ロック・スター』を観る。ヘヴィメタルに何の思い入れもないからこそ、透ける悪意を楽しんで観たものの、またしても人を小馬鹿にしたような映画で、またしてもマーク=ウォールバーグは身の置き所のない主人公を、今回ばかりは結構、楽しそうに演じている。正直、『猿の惑星』などよりは余程、好印象。ジェニファー=アニストンもいよいよ映画の人となったようで、ジョージ=クルーニーが制作総指揮というのも何やら意味深である。