『おかえりモネ』は第120話にして最終回。ここまでの視聴者であれば、もちろん安直な結末を期待するものではないけれど、最終週水曜日の重い展開にはどうなることかと思ったものである。しかし無理のない着地をこなしつつ、その到来を明言しなかったコロナ禍はしっかり完結させる行き届いた脚本で、青い空のもとで主人公に雨を予感させて物語を閉じる。すべてが整うと雨が降る、という言葉の通り。
『インベージョン』の第4話を観る。初回は第3話までまとめて配信という趣向だったけれど、視点の多い話なので1話60分ではストーリーも大して進まないということなのである。とはいえ、いい感じに謎のメッセージの存在が明らかになってきて、次週刮目して待て。