WEO

1月の終わり。この日、IMFは2025年までの経済成長の見通しを明らかにする。全体としてはソフトランディングの可能性を認めつつ、アメリカと中国は趨勢として成長が鈍化する見通しで、この時間帯の雰囲気をよく表している。世界は危うい均衡の上にある。

FRBは直近のインフレ期待の低下に期待を示しつつ、しかし5.5%近い政策金利の水準を維持することに決める。こうなると、まるでババ抜きのように、このバランスを打ち壊すのは何かというのが当面の関心か。それは突発的なイベントとして出来しそうな気もする。