テッセラクト

『テッセラクト』を観る。全般的に感情移入の難しいキャラクタが同情の余地の少ないストーリーを編んでいくので、技巧に走った映像や構成も鼻につくばかり。四次元の展開図は三次元、という意図はいいとして、効能書きにそう書いてあるのではこの場合、有り難みも薄れると思うのだが、どうだろう。
昨日観た『エイリアン・ビギンズ』と同様、配給側はミスリードを意図しているのだが、パッケージがいうような映画では全くない。