マイ・スイート・ハニー

『マイ・スイート・ハニー』を観る。韓国でヒットしたロマンスコメディという触れ込みで、どちらかといえば韓流ラブコメが好きなので、あまり予備知識もなく観たのだけれど、『主人公は僕だった』みたいな始まり方なので期待が高まったのも束の間、『寅さん』みたいな人情劇に転じて物語はどこにも転がっていかない。本国でヒットしたという話は本当なのだろうか。

この日、大陸に到達してから東進という珍しい進路で迷走していた台風14号は朝鮮半島付近で温帯低気圧となり、しかし、その影響もあって発生した線状降水帯が日本海側に大雨を降らせる。1月に大地震のあった能登半島で観測開始以来の降水量を相次いで記録し、河川の氾濫が相次ぐ。地盤沈下により堰が降下した部分から水が溢れたという説明もある。一部では仮設住宅への浸水も発生する。

ロックワイン

このところのイベントにひと区切りという感じになっているのだけれど、たまたま送別会も重なって、年季の入った焼肉屋で飲み会。あらゆるものがなんとなく油染みている昭和な店ではあるけれど、つまり生存競争を生き残っている証左でもあって、いろいろ旨いので食べ過ぎる。飲み放題も基本ビールという正統派なのだけれど、メニューにあったロックワインなるものを頼んでみる。ただジョッキに氷とワインが入った暴力的なシロモノで、これは一般的なものなのであろうか。

中締め

この日はこのところ関わってきた仕事のいったんの区切り。朝からいろいろやって、ほとんどつつがなく物事がすすむ。

ポケベル

この日、レバノンでは一斉に爆発したポケベルによって3,000人近くが負傷し、多くの死者が出る。イスラエルと対立するヒズボラの構成員を狙った攻撃ということのようだが、これはテロとしか言いようのない事件で、テロにしても前例がない異様なものとなる。これを行ったのが国家の意思であると考えることは十分に合理的だと思うけれど、さきに国家によるテロが横行したのは大戦の直前期だったという整理でよろしいか。

Sequoia

macOSとiPadのアップデートが来ていたので、とりあえずこれを更新してみる。このところのアップグレードは比較的安定している印象があるので、あまり心配もしていないのだけれど、パスワードアプリの追加などがなければ、更新されたことさえ気が付かない可能性がある。iPadOSではようやく計算機アプリが追加されてたのだけれど、今さら計算機がついたから褒められるメーカーというのもアップルくらいのものであろう。噂のiPhoneミラーリングは便利といえば便利。

クワイエット・プレイス Day 1

『クワイエット・プレイス Day 1』を観る。ジョン=クラシンスキーが制作に回って語られる『クワイエット・プレイス』の前日譚。シリーズ化されるほどの人気が何に由来するのか、今ひとつピンと来ていない世界観の話なのだけれど、本作は余命いくばくもない主人公が滅びゆくニューヨークで実家に帰るというストーリーそのものが、ちょっといい。人生の最後で誰かに猫を託すことができれば、その生は全うされたと看做すべきなのである。

例によって音響効果は念入りに作り込まれ、やや暗い画面を補完している。終末のイメージに目新しい感じはないけれど、よく出来ているのは間違いない。マイノリティたる主人公とこれを助ける異邦人の男が声を出すことを許されない世界というのは象徴的で、これをハチワレ猫が導く構造は意図して構築されたものであろう。その猫は、よく考えるとだいぶ酷い目に遭っている。

三連休

そういえば世の中は三連休なのだけれど、こちらといえば連日、朝にZoom会議が設定されており、以降は延々と資料を作るタスクがあって在宅でフル稼働という状況になっている。いやはや。