模倣犯

休みになると体調を崩すという周期が続いている娘が今日は発熱。
『模倣犯』をじっくりと読む。作者の独壇場といえる物語を丹念に紡いでいく語り口には感服する他ないが、1994年に女子中学生がケータイを所持しているのはやはり奇妙だと思え、こうした些末事に気が散るのは惜しい。