チャーざる

東京出張。
時間があったので、満来でチャーざるを喰う。かつては焼肉の後にこれを喰うという無茶をしたものだが今は昔。チャーシューのボリュームに箸が途中でとまり、やっとの思いでこれを平らげる。つまり、もう若くはないということなのだ。じっと手をみる。
西呑屋あるじが「原作を越えた映画」という永遠のテーマを問う。当然のことながら、そんな結構なものは滅多になく、最近では『シッピング・ニュース』を思い浮かべるのだが、これも好みの問題に近い。独自の境地に達しているのは『クレヨンしんちゃん』であり、原作を越える戦略としては参考となるはずである。