サンシャイン2057

『サンシャイン2057』を観る。仮にもSFというたてつけであるからには、考証的に全くおかしいという箇所がそこかしこ、というのはいかがなものかと思うのだが、極限ミッションの演出はそこそこ上手いし、役者たちも悪くない陰鬱さである。意外にも真田広之がきれいな英語を喋っていたり。やはり論点はクライマックスにかけての展開にあるだろうが、意表をつかれて観てしまう。考えてみれば見覚えのあるイメージが多いのだが、なかなかいける。