『蟲師』を観る。大友克洋の久々の実写作品で『ワールド・アパートメント・ホラー』以来ということになろうか。他人の漫画を何だって実写化することになったのか、その経緯は知らないが、それほど成功しているとは思われず、このテンポ、この内容での131分は長い。総集編みたいな脚本にどうも難あり様子というで、CGの使い方は上等だとして最近では当たり前のことではあるし、クライマックスのイメージも何だか『もののけ姫』みたい。