アイ・アム・レジェンド

carnation『アイ・アム・レジェンド』を観る。いや、予想していたよりも終末感が出ていて、これはこれでいいのではないかと思ったのである。荒廃したマンハッタンの映像は実に見応えがある。犬のサムのシーンでは不覚にも涙を流し、恐らく愛犬家でない人間にはよく判らないであろう主人公の消沈ぶりにも激しく共鳴して終盤のやさぐれた感じも気にならない。普通は、まぁ、助けられといてその態度はないだろうと思うに違いないのだが。