アレックス・ライダー 『アレックス・ライダー』を観る。どこを切ってもお子様向けの映画であり、スパイキッズの伝統に則ってバーチャルリアリティも出てきたりする。ミッキー=ロークが敵役であり、ビル=ナイがMI6の親玉、ダミアン=ルイスまで登場して、役者の顔ぶれはすごく豪華なのだが、新兵訓練のくだりはまるでコントだし、話の筋もあってないようなものである。画面転換に暗転を多用する演出がそもそもの勢いを削いでいる感じだが、何であれこの子供っぽさは如何ともしがたい。 共有:TwitterPrint