エディット・ピアフ 〜愛の賛歌〜 『エディット・ピアフ 〜愛の賛歌〜』を観る。マリオン=コティヤールの熱演で話題となった映画だが、時間軸を往還して晩年のピアフをしつこくみせる構成も凝っている。どうやら熱演のあまり、デフォルメが少々、度を越しているのではないかという気がしないでもないが、それもこれもラストの舞台を盛り上げるために機能しており、フランス映画らしからぬケレンであって、まぁ、悪くない。劇中歌の音源はピアフその人のものだという話で、さすがに聞き応えがある。 共有:TwitterPrint