『キャプティビティ』を観る。『SAW』からこっち、過度に嗜虐趣味に走った密室劇というのが増えているような気がするが、これもその一つであり、84分の尺だというのにグロテスクなシーンがだらだらと長くてしんどい。エリシャ=カスバートが『24』のキムであったときより酷い目に遭うという映画で結局はそれだけである。別バージョンのエンディングが二つほど収録されているが、どれもぱっとしない感じであるからには、作品の抱える問題はどうやら結末の落とし方にあるわけではない。
『キャプティビティ』を観る。『SAW』からこっち、過度に嗜虐趣味に走った密室劇というのが増えているような気がするが、これもその一つであり、84分の尺だというのにグロテスクなシーンがだらだらと長くてしんどい。エリシャ=カスバートが『24』のキムであったときより酷い目に遭うという映画で結局はそれだけである。別バージョンのエンディングが二つほど収録されているが、どれもぱっとしない感じであるからには、作品の抱える問題はどうやら結末の落とし方にあるわけではない。