『ジーニアスクラブ』を観る。アメリカ政府に集められた天才たちが核爆弾を使った脅迫に従って世界の抱える問題を解くという。アイディアは壮大だが企画倒れであろう。極限状況を口実として、登場人物に資本主義批判やらキリスト教批判をさせるという仕掛けになっていて、その主張があまりにも資本主義的に表層的であるあたりは馬鹿らしいのだが、王様は裸だという主張は近年あまりないだけに心意気は買いたい。最後まで観ると概ね大真面目にやっているらしいという印象を受け、おいおい大丈夫かよという気になるにして。
『ジーニアスクラブ』を観る。アメリカ政府に集められた天才たちが核爆弾を使った脅迫に従って世界の抱える問題を解くという。アイディアは壮大だが企画倒れであろう。極限状況を口実として、登場人物に資本主義批判やらキリスト教批判をさせるという仕掛けになっていて、その主張があまりにも資本主義的に表層的であるあたりは馬鹿らしいのだが、王様は裸だという主張は近年あまりないだけに心意気は買いたい。最後まで観ると概ね大真面目にやっているらしいという印象を受け、おいおい大丈夫かよという気になるにして。