レベル・サーティーン

『レベル・サーティーン』を観る。迂闊なことに、観始めるまでそれがタイの映画であることに気づいていなかったのだが、『CUBE』だの『ソウ』だの『ゲーム』だのといった系統に連なる指令実行型プロットの映画としては、ありがちとはいえ、割合によくできた筋書きとなっている。サバイバルという動機が設定されていないにもかかわらず、それなりに物語が転がっているあたりは評価すべきだと思うのだが、一方、まことに遺憾ながら、こういうタイプの話を好まないということを再確認してしまった気もまた。内容には著しく下品な描写があるので人様にもオススメできない。